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国税庁が平成30年1月から3月までの基準年利率を公表、プラス、基準年利率表の基本解説

時間・行動・お金をコントロールする術を、ブログでお伝えしています。税理士で逆算手帳・認定シニア講師のきむら あきらこ(@kimutax)です。

平成30年5月31日、国税庁ホームページ上に“平成30年分の基準年利率について(法令解釈通達)(平成30年5月31日)”が掲載されました。

平成30年1月~3月分の基準年利率が公表されました(変動なし)

平成30年1月~3月分の基準年利率は、各月とも、短期0.01、中期0.01、長期0.25。この1年間、長期の利率が平成29年9月に一瞬0.1になった以外は、短期・中期・長期とも利率に変動はありません。

基準年利率

区分 年数又は期間 平成30年1月 2月 3月
短期 1年
2年
0.01% 0.01% 0.01%
中期 3年
4年
5年
6年
0.01% 0.01% 0.01%
長期 7年以上 0.25% 0.25% 0.25%

基準年利率について知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください!

国税庁が平成29年10月から12月までの基準年利率を公表。〜3分でわかる「基準年利率と相続」

平成30年1月~3月分の複利表も公表されました

これとあわせて、参考として「複利表(平成30年1~3月分)」も公表されました。

https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kobetsu/hyoka/180525/pdf/001.pdf

これは、上記の基準年利率である場合に、複利年金原価率、複利原価率、年賦償還率がそれぞれどうなるのか、年数ごとに計算したものです。

複利年金現価率 将来の一定期間中、毎年支払われる一定金額の現在価値を複利で求める率
複利現価率 将来価値を現在価値に割戻す時に使用する率
年賦償還率 元本を利息を付しながら均等に返済する場合の率

例えば、複利原価率を例にとってお話しすると…

10年後に1万円手に入るとして、その現在価値はいくらになるか、基準年利率を使って計算するとしたら…

1万円×99.75%×99.75%×99.75%×99.75%×99.75%×99.75%×99.75%×99.75%×99.75%×99.75%=9,752円

と、たいへんげんなりする計算式になってしまします。ところが、この複利表を使うと…

1万円×0.975=9,750円

と、ちょっとアバウトではありますが、カンタンに現在価値等を求めることができます。

編集後記

きむら

この「複利表」の中に、「複利終価率」も載っています。
「複利終価率」は、元本を一定の利回りである期間複利運用した時点における、経済価値を求める率のことです。
例えば、年1.5%で1万円を10年運用すると、1万円×1.160=11,600円になるということ。

「複利終価率」だけ唐突に1.5%ですが、これ、立木の評価に使用する率です。