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地方法人税の税率の改正のお知らせ【国税庁】

9月25日、国税庁ホームページに「地方法人税の税率の改正のお知らせ」がアップされました。


こちらの内容ですが、法人住民税法人税割の税率が5.9%引き下がることに伴い、地方法人税の税率が5.9%引き上がるというものです。

課税事業年度 地方法人税の税率
令和元年10月1日前に開始した課税事業年度 4.4%
令和元年10月1日以後に開始する課税事業年度 10.3%

え!!税率引き上げ??と、驚かれるかと思いますが、法人住民税法人税割も、地方法人税も、税額の算出方法は法人税額×税率です。

従って、会社(法人)トータルでの税負担率は変わりません。ご安心を。

ちなみにこの税率改正は、地方法人課税の偏在是正を目的として行われるものですが、令和元年10月1日以後に開始する課税事業年度より適用されます。

ん?消費税率の引き上げと同じタイミング?

そうなんです。地方消費税の割合が変更されることからも分かるとおり、消費税増税にも地方法人課税の偏在是正の目的があるので、同じ目的で改正される地方法人税の税率改正の実施時期も、消費増税と同時に行われることになった次第です。

地方法人税とは
地方法人税とは、法人税とともに国が徴収する国税ですが、その税収は地方交付税(都道府県、市町村に交付される税)の財源に充てられます。
つまり地方法人税とは、「国が地方に代わって徴収する地方税」であり、地域間での税収の格差縮小を図ることを目的とした税金であるといえます。