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平成30年度 査察の概要【国税庁】

6月13日、国税庁のホームページに、「平成30年度 査察の概要」がアップされました。

「査察」は国税局査察部(マルサ)によって、納税者の意思とは関係なく強制的に行われるものであり、普通の税務調査とは違います。

▼そのあたりについて、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

税務署から税務調査の連絡が!その時のために覚えておきたい7つの心得

平成30年度に行われた査察について概要がわかる全9ページの資料ですが、案外、一般の方にもわかりやすい表現で書かれていますし、興味深い統計も見ることができますよ。例えば、私が興味深く読んだ個所は次のとおりです。

査察に入られるところはオール黒(1ページ)

平成30年度中の判決状況ですが、122 件の一審判決全てに有罪判決が言い渡され、7人が実刑判決だったそうです。

もしも査察に入られたとしたら、その時、既に国税は揺るがしがたい確証を得た上で踏み込んでいるということですね。

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有名なあの脱税ニュースもチラホラと(4ページ)

「トピック」と称して、脱税事案をかなりの数取り上げています。

名前は伏せてありますが「ああ、あのニュースだ…」と思い当たるものもチラホラ。例えば4ページに挙げられている「私設ファンクラブ運営利益の単純無申告ほ脱事案を告発」とは、こちらのことですね。

消費税増税前夜は消費税の摘発数がアップする(9ページ)

統計のうち興味深かったのは「ロ 税目別の脱税額」。

こちら、平成28年度と今回の平成30年度に限り、消費税の脱税摘発額が例年に比べてグンとアップしています。

きむら

消費税増税前は、国民へ示しをつけるために、国は消費税の摘発に力を入れるのでしょう。

平成28年度の消費税摘発額が多いのは、平成29年4月に消費税率が引き上げられるはずだったからでしょうね。

というわけで、国税庁の統計資料や啓蒙資料は、今回のように読むと面白いものがけっこうあります(^^)

また興味深いものを見つけたら、こちらで紹介をいたしますね。