逆算手帳・認定講師で税理士のきむら あきらこ(@k_tax)です。
1年の折り返し地点まで、あと1ヶ月ちょっとという今。逆算手帳を年末年始に購入したものの、まだ未着手だったり、各種シートが未完成という逆算手帳ユーザーも多いかと思います。
そこで今回は、そんな方々に向けてエールを送る意味を込めて記事を書きます!
きむら
今(5月)であれば、充分、間に合いますよ!
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逆算手帳を完成させる2つのコツ
「逆算手帳」でGoogle検索すると、サジェストで次のような検索ワードがよく出てきます。
「逆算手帳 書けない」
「逆算手帳 使いこなせない」
「逆算手帳 続かない」
逆算手帳は「夢を実現することに特化」した珍しい手帳であり、シートも独特です。
そして逆算手帳は、その年が始まるまでに次のシートを作成し、完成させる必要があります。
・やりたいことリスト
・ライフビジョン
・ライフ逆算シート
・10年逆算シート
・年間逆算シート
・プロジェクトシート
・15ヶ月ガントチャート
・年間目標シート
・デイリービジョン
完成させるには少々手間がかかる手帳です。
勢いいさんで購入したものの、なかなか作成できず、使いこなせず、白紙や未完成の逆算手帳が机の中で眠っている。。。そんなユーザーさんも多いのではないでしょうか。
まずはそんなユーザーの方々のために、逆算手帳を完成させるための2つのコツについて、お話しします。
1)毎日やる
逆算手帳が、なかなか完成しない方の傾向を見ると、「休みを利用して作ろうと思って…」と、まとまった時間を利用して一気に仕上げようと考えている方が多いように感じます。
でも、大のオトナが、半日や1日かけてひとつことに集中できる日って、1年でいったい何日あるでしょうか!?
仕事のある日はもちろんのこと、休日も、お子さん、父母、夫や妻、パートナー、友人のために時間を割かなくてはならない方が大半だと思います。
逆算手帳は、だいたい年末に作ることが多いのですが、仕事を納めたあとで作ろうとしても、やれ友人と忘年会だ・大掃除だ・正月の準備だと、年末はなんやかんやと多忙で、あっという間に新年を迎えることになります。
年が明けたら明けたで、初詣、家族との会食、親戚の訪問、テレビで正月番組…と、あっという間に仕事はじめの日がやってきます。
年末年始に関わらず、「そのうち時間ができたら」の「そのうち」は、いつまでたっても来ないものです(^^;)
そこで、まずは「逆算手帳を入手したら、毎日作成する」ことを心掛けましょう。
2)少しずつやる
そのかわり、毎日やるならば「少しずつやる」ようにしてください。
「少しずつ」とはどれくらいかというと、1日5分、いや、1分でもいいです。
私も「下書き用の用紙をコピーして、それで終わり」という日もありました。逆に、1日15分以上は時間をかけないようにしていました(たまに気分が乗って時間オーバーすることもありましたが)。
「少しずつやる」理由は2つあります。まず、1日5分~15分であれば、どんなに多忙な人でも、それくらいの時間は捻出できるからです。
2つ目の理由は、作業を小分けにすることで先送りを防止できるから。
まず、逆算手帳の作成をつい先送りしてしまうのは、それが「とてつもなく大変なことに思える」からです。
先送りを回避するコツは、とにかく心理的ハードルを下げること。
そこで効果的なのは、逆算手帳を1日でも早く完成させようと思わずに、少しずつやることです。
逆算手帳を「早く完成させなきゃ」と思わずに、「とりあえず、5分だけても時間を使うようにしよう」と発想を切り替えます。
「完成させよう」と思うと心理的ハードルが高くなりますが、小分けにして、「日に日に完成に近づくようにすればいいや」と思えば、気の重さから回避していた手帳の作成も、とりかかりやすくなります。
■ スポンサー広告 ■年の途中で逆算手帳を作成し始めても、まだ間に合うタイミングとは?
きむら
7月までに手帳を作成し、2020年の後半を、逆算手帳を使ってPDCA( Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善))を回すようにすれば、逆算手帳の効果は充分に得ることができます。
ところで、私は2020年版の逆算手帳の作成(つまり2020年の計画)を、2019年9月26日からスタートさせ、2019年11月21日に完了させました。
その全作成過程を、毎日リアルタイムでツイッターでつぶやいていました。今は、ユーザーの方に見やすいよう、モーメントにまとめています。
▼逆算手帳ツイ上セミナー
▼逆算手帳ツイ上セミナー2
つまり、このモーメントを見ながら私と同じペースで作成すれば、7月の半ばには逆算手帳が完成します。私よりも幾分ピッチを速めれば、6月中の完成も可能です。
ゴールから逆算して計画を立てたほうが目標達成率がアップすることは、実験や研究でも実証されており、逆算手帳はその「逆算思考」を効率良く実践できるツールです。
7月に逆算手帳を完成させて、残りの6ヶ月間、しっかり逆算思考で計画を実行していけば、あなたが努力していることも成果が出やすくなります。
私自身、2020年の逆算手帳作成中の2019年10月11日からダイエットが加速しだして、2019年内で9kgの減量に成功しました(5月21日現在、トータルで16kgの減量に成功しています)。


もしも
「2020年版の作成はあきらめた。2021年版からしっかりやろう」
と考えたとしたら、成果が出るのが半年遅れるということです。
また、現在逆算手帳は1月始まり(実際は前年10月から使用可能)1種類のみで、どの月からでも始められる方式ではなく、4月始まりのタイプも無いことから、8月や9月に手帳を完成させたとすると、運用期間の点から考えると中途半端になってしまいます。
(もしも、このブログ記事を目にされたのが2020年の夏以降で、手帳の完成時期が10月にずれ込むのであれば、2020年版には手をつけず、9月に販売予定の2021年版を作成することをおすすめします。)
というわけで、是非とも7月が始まる前に2020年版逆算手帳で今年の下半期の計画を立て、2021年に繋げてほしいところです。
これが私が「2020年のこの時期なら、まだ挽回可能」と力説する理由です。
「正しく」作った逆算手帳を「正しく」運用して2020年下半期をパワーアップ!
私は逆算手帳の認定講師としての活動を始めて3シーズン目です。
実は、1年目2年目は、受講している方に逆算手帳をキライになって欲しくないので、大いに甘甘な講師でした。
「逆算手帳、最初の年からカンペキに作らなくても大丈夫ですよ~💖」
「最初はやりたいことリストとかライフビジョンだけでも完成できたら、それだけでも効果ありますよ~💖」
「マンスリーガントチャートって難解ですよね~。最初は適当でもいいですよ~💖」
「手帳にそんなに時間かけられませんよね~。できる範囲でいいですよ~💖」
でも、今から考えたら、これって大間違いでした。
優しくしていたつもりで、受講生の方の貴重な1年を奪っていたに等しい教え方だったと大反省しています!
私自身、2020年版の逆算手帳を気合マックスで作ったら、16kg痩せるわ、恋愛成就するわ、仕事も新たな展開を迎えるわで、良い方向にグングン人生が動いていることを実感しています。
だから昨年までの発言は撤回!
今は、心を鬼にして自分のセミナーでこう発言しています!
「👹逆算手帳は、時間をかければかけるほど、自分に返ってくる手帳!」
「👹しかも、シートをフルで作るほど、その効果は絶大!」
「👹ただし、正しく作り、正しく運用しないと、効果は半減するよ!」(←ココ大事!)
最後の、「正しく」作った逆算手帳を「正しく」運用することがとても大事なので、最後にここをしっかり説明させていただきますね!
我流で逆算手帳を作ると効果半減
逆算手帳はライフビジョン(人生全体の夢・目標)から、人生→10年→1年→1ヶ月→週→日とブレイクダウンして、「日々ビジョンに直結した行動をとることができるようにする」ための手帳です。
この本質を理解して、ちゃんとした手帳を作成されているユーザーさんも中にはいらっしゃいます。
しかし…セミナー等に参加せず、我流で作成されている方の手帳を拝見すると、正直ですね…
(ノ∀`;)アチャー
ということが多いのです。。。
しかし私自身、昨年までは変なとらわれがあり『ここで認定講師である私がセミナーを勧めたりすると、営業だと思われちゃうだろうな…』と、妙に遠慮しておりました。
でも、でも、でも…
それでいいのか!
それって、そのユーザーさんの貴重な時間を、逆に奪っていることにならないのか?
こう自問自答した結果、逆算手帳ユーザーさんが思い立った時にいつでも逆算手帳について学びを深めることができるよう、動画セミナーをリリースするなど、体制を整えることにしました!
最後は、「正しく」逆算手帳を作り「正しく」運用するための方法についてご紹介します!
コストをかけずに逆算手帳を学ぶ方法
コストをかけなくても。逆算手帳の作成や活用に関する情報収集は可能です。
SNS
・逆算手帳でビジョンを実現!(逆算手帳facebookグループ)
・逆算手帳オフィシャルInstagram
メルマガ
・逆算手帳 <無料>メール講座 – GYAKUSAN planner
書籍
どれか1つに限定せず、① 本やメルマガで使い方を学び、② 活用事例を知りたくなったらfacebookグループやインスタを眺め、 ③ 質問・疑問・悩みはfacebookグループに投稿してみる。――このように利用することをおすすめします。
ただし、コストをかけない方法は、効率的に情報収集ができなかったり、講師に対して質問が自由にできなかったりするので、正しい使い方・運用方法をマスターできなかったり、マスターするのに時間がかかったりする可能性があります。
コストをかけて逆算手帳を学ぶ方法
次は、逆算手帳の認定講師に学ぶ方法です。
セミナー、1on1サポート、グループコンサル(LABO)、個別コンサルティングで学ぶ方法があります。
セミナー(リアルセミナー、オンラインセミナー)
▼認定講師のセミナーは、こちらで開催予定をチェックすることができます。
ただし、年末年始に開催されることが多く、この記事を投稿している時点(2020年5月)では、ほとんど開催されていません。
動画セミナー
そこで私は、動画セミナーを作り販売しています。購入頂いた方は、動画だけでなく、レジメやワーク用の用紙もダウンロードできるようになっています。また、専用のfacebookグループで、アフターフォローもさせていただきます。
・逆算手帳2020年【A】ビジョン作成セミナー
・逆算手帳2020年【B】逆算プランニングセミナー
・逆算手帳2020年【C】プロジェクト化活用セミナー
・逆算手帳2020年【D】年間目標&ガントチャート・セミナー
・逆算手帳2020年【E】逆算アクション・セミナー
1on1サポート
1on1サポートは、「逆算手帳を使って夢を叶えたい」と思っているユーザーの方をサポートする、マンツーマンのプログラムです。
▼1on1サポートを実施している認定講師はこちらからチェックできます。
▼私も 1on1サポートを行っています。
逆算手帳1on1サポート(逆算手帳の個別相談サービス)のご案内
1on1サポートは手帳の作り方を学ぶというよりは、手帳を作成した後、PDCAの回し方を認定講師から学ぶ場として利用されることをお勧めします。
逆算手帳の作成を体系的に学びたいのであれば、セミナーを受講することが、やはり一番おすすめです。
グループコンサル(LABO)
「ラボ(LABO)」と呼ばれるグループコンサルも、各講師が行っています。
ラボ(LABO)も、手帳の作り方を学ぶセミナーではなく、年間目標のゴールに向けて手帳の運用のしかたをグループで学ぶ側面が強いです。
個別コンサルティング
私は個別コンサルティングメニューで、逆算手帳の作成方法をお教えすることもあります。

個別コンサルティングでは、ユーザーの方の逆算手帳の理解度に合わせてレクチャーを進めます。ユーザーにとっては、最も効率的に手帳術を学ぶことができる方法といえます。
■ スポンサー広告 ■まとめ
きむら
正しく、フルに手帳を活用するには、2020年、そろそろラストチャンスだと思い、このブログ記事を書きました。
効率的に逆算手帳を学ぶには、認定講師から学ぶことが一番ですが、1人でも多くの方に逆算手帳の真価を知っていただきたいので、このブログでも逆算手帳の作り方や運用のしかたを、今後まめに更新していく予定です!
逆算手帳ウェブ講座・目次(まとめ読みするならこちらから!)
逆算手帳は12種類の記入ページ+プロジェクトシート+別売りのウィークリーで構成されています。各記入ページごとのブログ記事は次のとおりです。
やりたいことリストQ&A
ライフビジョンQ&A
3. Life GYAKUSAN(ライフ逆算シート)
ライフ逆算シートQ&A
4. 10 Years GYAKUSAN(10年逆算シート)
10年逆算シートQ&A
5. 1 Year GYAKUSAN 2018(年間逆算シート)
年間逆算シートQ&A
6. プロジェクトシート
7. 15 Months Gantt Chart(15ヶ月ガントチャート)
15ヶ月ガントチャートQ&A
8. 1 Year Goal 2018(年間目標シート)
年間目標シートQ&A
9. Monthly Gantt Chart(マンスリー・ガントチャート)
マンスリー・ガントチャートQ&A
10. Daily Vision(デイリービジョン)
デイリービジョンQ&A
11. Do not List(やらないことリスト)
やらないことリストQ&A
12. (別売り)Weekly(ウィークリー)
ウィークリーQ&A
13. Lesson List(学んだことリスト)
学んだことリストQ&A
14. Monthly Calendar(マンスリー・カレンダー)
マンスリー・カレンダーQ&A
15. 逆算手帳・全般に関するQ&A