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ミンスクの台所@六本木一丁目〜東京唯一のベラルーシ料理店で絶品キエフ風カツレツを食す

小さな相続専門税理士のきむら あきらこ(@k_tax)です。

麻布台(最寄駅は六本木一丁目駅)の「ミンスクの台所」に行ってきました。

こちらは、日本では珍しいベラルーシ料理を堪能できるお店。

仲間6人と、人生初体験のベラルーシのコース料理を楽しんできました。早速ご紹介します!

税理士きむら

中でもキエフ風チキンカツレツは、今まで食べたカツの中で人生最高のカツになりました!

ミンスクの台所の外観

この日は友人がセッティングしてくれた、楽しい内輪の会食です。

その場所が「ミンスクの台所」と聞いて、また胸が高鳴ります。

というのも、私は麻布台にとても大好きなイタリアンのお店があって、そこに向かう時、いつも「ミンスクの台所」を通過していたので、気になっていたからです。

ベラルーシ料理って、どんな味だろう?
ベラルーシは旧ソ連だから、ロシア料理に近いのだろうか。

私は小さな頃、今な無き恵比寿のロシア料理の名店「キッチン・ボン」に、食道楽の父に連れられ何度か食事をしたことがあり、ロシア料理は懐かしい味の1つでもあります。

と言うわけで、期待に胸を弾ませ、お店の中に入ります!

ミンスクの台所の内観

お店の中は、昔ながらの洋食屋さんの佇まいで、テーブル席の他にカウンター席もあり、高級店というよりは、親しみやすい雰囲気。

お盆の期間中にも関わらず、店内は賑わっていて、人気の程が伺えます。

このお店を今回の会食の場所として推薦した友人が絶賛していたのですが、お人形や置物がいたるところに置いてあるのに、店内は埃やチリで汚れているところがなく、とても清潔。

きむら

ベラルーシ人の女性姉妹が切り盛りしているお店だそうですが、そのお2人がかなりの気配りさんとみました。

この日は、仲間との会話に集中したいこともあり、コース料理を食べることに。

コースはAコース(税込4,400円)Bコース(税込5,300円)の2つがあり、私は、憧れのキエフ風チキンカツレツを味わえるBコースにしてみました。

税理士きむら

キエフ風カツレツは、ナイフを入れると中から溶けたバターが溢れ出るという、ウクライナ料理。懐かしのキッチン・ボンでも食べたことが無かったので、ワクワク気分でオーダーしました!
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前菜、ボルシチ、ドラニキ

▼最初はビールで乾杯。

乾杯の写真を撮ろうとしたら、店員の綺麗なベラルーシ人?のお姉さんに

「料理が運ばれてきてから写真を撮った方が良いですよ」

と上手な日本語でダメ出しをくらいました(笑)。これもいい思い出になりました。

▼前菜が運ばれます。

▼ここで、「はい、ミンスク〜」と言わされ、記念撮影。

▼私がほのかに赤くなっているのは、ビールに続いてズブロッカを飲んだから。

ズブロッカは草餅のような香りがするウォッカで、飲むとスッキリした後口。

▼ニシンとビーツとポテトのサラダ。ニシンはおそらく酢漬け。酸味がアクセントになってさっぱり食べることができます。

▼角切りのハム、ゆで卵、ケッパー、ポテトの入った一品。これまた、ケッパーの酸味が効いて、ウォッカのアテにぴったり。

ベラルーシ料理は、じゃがいもを使ったものが多いです(このあとも、じゃがいも料理が続きました)。

でも、ベラルーシはじゃがいもの品種・調理法とも、世界一なんだとか。そのせいでしょうか。コースの間じゅう、まったく飽きませんでしたね!

▼自家製ハム。ホースラディッシュのすりおろしでピリッと。

▼さて、日本人にもっともポピュラーなロシア料理といっていいボルシチ。そのベラルーシ版。

ボルシチが赤いのは、デミグラスソースの赤ではなく、ビート由来の赤なので、さっぱりいただけます。サワークリームの酸味と牛肉から出た旨味が、食欲を刺激します。

▼パンも美味しい。特に、ライ麦パンが美味しかった。ずっしりと密度濃く、独特のあの酸味がたまりません。

こうやって食べ進んでいくと、ロシア料理もといベラルーシ料理は、酢・サワークリーム・ライ麦などの酸味がアクセントだということがわかります。

▼じゃがいものパンケーキ・ドラニキ。

個人的には、後述するキエフカツレツの次に、このドラニキが衝撃の美味しさでした。

例えて言うなら、マクドナルドのハッシュドポテトの高級版といった感じ。

歯ごたえは、ザクザクしているというよりは、日本の大根餅や芋餅に近く、ねっちりしていてなんともいえない旨味があります。

人生初のキエフ風チキンカツレツは、人生最高のカツになった

そして、いよいよお待ちかねのキエフ風チキンカツレツです!

▼この角度だとわかりにくいのですが…

▼ものすごい厚み。大柄な男性の握りこぶしくらいはあります!

▼事前の知識として、中から溶けたバターがとろ〜っと出てくるのは知っていましたが、急いで切ると、熱いバターが飛び散って「とてもキケン」なんだそうで、切り方のレクチャーを受けます。

静かにゆっくり切るのがコツのようです!

▼切った断面。香草入りの溶かしバターが、どーっと出てきます!

おそらく、チキンの中に棒状のバターを忍ばせ、揚げるのでしょうね!(ゼラチン質の煮こごりを封じ込めて蒸す小籠包と同じ原理)

バターと揚げ物なんで、しつこいと思いきや、これが絶品のうまさ!

きっと、揚げ物が苦手な人も、胃もたれしがちなお年寄りも、キエフカツレツだったらいけるんじゃないかというくらい。

お腹がいっぱいなのに、一口食べたら最後、フォークが止まりません。

香草の香りでバターの風味が爽やかなのと、良い油を使っているのと、焼き揚げしているので余分な油分がないのと、衣が非常に薄いのでカラっとした揚がり具合。

衣の中の鶏肉は旨味が凝縮されていて、お世辞抜きに、こんなに手が込んで美味しいカツは、今まで食べたことがなかったというほど!

▼コースAのロールキャベツ。私は食べなかったけど、写真を撮らせてもらいました。

▼ロールキャベツの中はお肉がみっちり。これはたまらん断面です。

次に来ることがあったら、ロールキャベツを食べてみたい!

▼最後に、ベリーの乗ったアイスのデザート。これもヨーグルトのような酸味のクリームがかかっていて、甘さが程よく中和され、ぺろっと食べることができました。

ミンスクの台所が清潔な理由

会食の間、先に来ていたお客さんが帰り始めて気づいたことがあります。

▼お客さんが帰ったそばから綺麗にテーブルを拭いて、次の日の営業に備えたテーブルセッティングをするのです。

「明日の開店前に、テーブルセッティングすればいいや」ではなく、どんどん空いた席から綺麗にしていくという前のめりなところが、清潔さの秘訣なのかな?と感じました。

「ミンスクの台所」について

感想

税理士きむら

ベラルーシ料理は、ロシア料理よりも味つけがさっぱりしている印象を受けました。
そして、キエフ風チキンカツレツの美味しさと、じゃがいも料理のバリエーションの豊富さには驚きました。
ミンスクの台所は、程よくカジュアルなので仲間うちの会食にもぴったりですが、フレンチよりリーズナブルな価格で珍しい料理を食べることができるので、食通の方の接待にもおすすめです。

店舗情報

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