「キムラボ」にお越しいただき、ありがとうございます!ブログ執筆者のきむら あきらこ(@k_tax)です。
「キムラボ」では、あなたの「知らなくて損した」を無くす心意気で税務を中心としたお役立ち情報を発信しています。
私は基本的に、人の役に立つことがとても嬉しい人間です。だから、好きな言葉は「わかりやすい!」「役立ったよ!」ーー会った時にこの言葉をかけて頂ければ、その日1日、私はずっとウキウキです。
でも、お世辞は言われたくない性分なので、本心でこう声をかけて頂けるよう、今後もブログ・セミナー・書籍等での情報発信について、精進を重ねてまいります。
さて、私のブログやSNSでの発信を見て
・税理士なのにブログアドバイザー
・税理士なのに著者
・税理士なのに逆算手帳の認定講師
というパラレルキャリアについて、良い印象を持った方もいれば、悪い印象を持った方もいらっしゃるでしょう。
良い印象を抱いたり、「きむらって、面白そうなやつだ」とピンときた方は、この後の自己紹介だけでも、さらりと読んで頂ければと思います。
そして、自己紹介を読んで興味を持った方は、その後、私の価値観や信条、提供中のサービスについて書いていますので、さらに読み進めてみてください。
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ざっくりと自己紹介
きむら あきらこ(木村 聡子)
木村税務会計事務所・所長。オンラインサロン「仕事に活かすブログ教室」運営。
税理士業のほか、ブログアドバイザー、著者、逆算手帳・認定講師など、様々な分野で活動中。
1993年、バブル崩壊をきっかけに税理士資格取得を決意。そのあたりのことは、こちらに詳しく書いています。
実務経験ゼロ・簿記知識ゼロから、フルタイムで働きながら短期間で税理士試験合格。当時、いかにして勉強時間を捻出するか試行錯誤したことが、タイムマネジメントやタスク管理に関する著書を書く原点になりました。
また、1998年官報合格から逆算して勉強の計画を練り、結果的に1年前倒しの1997年に合格しました。今、逆算手帳の認定講師をしている理由も、この経験の影響が大いにあります。
1998年税理士登録。2000年独立開業。
2005年から始めたブログは、確定申告期には月23万ページビューを記録するメディアに育ちました。
著書
・「注文の多い料理店の消費税対応」(中央経済社)
・「あなたの1日は27時間になる。」(ダイヤモンド社)
・「先輩に聞いてみよう! 税理士の仕事図鑑」(中央経済社)
8歳の頃から大の野球好き。広島東洋カープファンになって47年目。埼玉西武ライオンズファンになって4年目。人格形成において野球が多大な影響を与えたため、仕事でも「ここは確実に進塁打狙いで行くべき」など、つい野球に例えてしまいがちです。
実務誌ほか執筆実績はこちら。
セミナーの実績はこちら。
そして年表(長文注意)。
失敗だらけの事務所経営が私に教えてくれたこと
自己紹介を見ると、順風満帆なキャリアに見えるかもしれませんが、2000年の独立開業後は、失敗・失敗・また失敗の連続でした。
お金の苦労や顧客とのトラブルなど、「お前は失敗のデパートか!!」というほど、ありとあらゆる失敗を経験しています。
「失敗は我が師」と言うけれど、振り返るのは辛く、まだ自分の中で総括できない失敗もありますが、1つ1つの失敗と向き合い、学ぶことを心がけています。
例えば、独立当初から私が苦しんだのは「人」の問題でした。そのあたりのことは、ブログにも書いています。

人の問題では、2004年に事務所のスタッフ5人のうち4人から、一斉に退職願を突き付けられたこともありました。
私は学校でも職場でも愛されキャラだったので(自分で言うか?!)、経営者となってから人で苦労するとは夢にも思わず。当時は自分の何がいけないのか分析できない上に
「経営者たるもの弱みを人にこぼしてはならない」
と考え、周囲に相談もできない、グチも言えない状況でした。
そんな強がりが災いしてか、突発性難聴や顔面麻痺を繰り返すようになり、そんな自分を「心が弱い。経営者失格だ!」と責める一方で、スタッフに対して被害者意識を持つようになりました。なんちゅーパラドックスだ。
今から思うと、(;^_^) 独り相撲でどんどん泥沼にハマっていくような状態でしたね。
こういった自分の痛すぎる失敗経験から、今、私は
経営者(フリーランス)こそ、泣いて愚痴るべき!
という気持ちを強く持っています。
経営者(フリーランス)は影響力が大きいので、心・身・財ともに倒れてしまうと、取り返しがつかないことになります。だから、なおさら泣くべきだし、甘えるべきなんです(ただし、泣きつく先は選ぶべし)。
こんな失敗経験から、私はクライアントの良いおっかさん役であろうと決意。その思いを事務所のサイトのトップページのメッセージに込めています。
クライアントのみなさん、みっともないことなんてないですから。
どうぞ、私に甘えてください。泣きついてください。
(ただし泣きつく内容によっては、愛をもってドヤしたり叱りつけることもあります!)
仕事とは自分を役立てること
さて、ここで話を振り出しに戻します。
なぜ私は
・税理士なのにブログアドバイザー
・税理士なのに著者
・税理士なのに逆算手帳の認定講師
という、パラレルキャリアを実践しているのか。
「税理士という立派な仕事をしていながら、何をフラフラしているのだ。良い年齢して、まだ自分探しをしているのか。」――こう問われたとして、私が答えるとすれば、こうです。
「いつまで自分探ししてるんだ」
— 税理士きむらあきらこ(木村聡子) (@kimutax) 2019年5月13日
自分探しは一生かけてすることだと思う。人間ならば。
「松浦弥太郎の仕事術」という本があります。
この本は今も事務所の机の傍に置き、折に触れ読み返しているくらいの愛読書です。
初めてこの本の冒頭の一節を読んだ瞬間、私は衝撃を受け、以後、自身の信条にもしています。その一節とは…
「仕事とは自分を役立てること」
パラレルキャリアや副業を推奨している人は
「他の仕事をすることで、本業にも良い影響やアイデアが得られる」とか
「不確実で変化の激しい世の中だから、収益の柱をいくつか持つことがリスクヘッジになる」
と言うことが多いですよね。
パラレルキャリアには事実、そういった効果もあります。しかし、私が多様な仕事に取り組んでいる最大の理由は、「仕事とは自分を役立てること」という信条からです。
「好きを仕事に」という言葉が聞かれるようになって久しいですが、私にとっては、好きか嫌いかという判断軸よりも、「こんなことができませんか?」と、人から請われ、頼られ、お願いされたことをやってみたほうが、相手から喜ばれ、達成感も得られ、かつ、自分自身もその仕事を「好き」になることが多かったのです。
松浦弥太郎さんのこの言葉と出会ってから、迷いなくその方針で仕事をするようになりました。
「パラレルキャリア」
「自分探し」
「仕事とは自分を役立てること」
私にとってこの3つは繋がっているのですが、それについては、最後に謎解きをいたしますね。
自分でビジネスをするという勇気ある決断をしたあなたへ
こういった背景や価値観から、私は
自分でビジネスをするという勇気ある決断をした方々に対し、
自分の成功体験も失敗も含めて、
請われれば、惜しげなく自分が持っているものを差し出したい
と考えています。
スモールビジネスの経営者は、私が苦しんだように、課題をひとりで抱え、悩みの海に深く沈んでしまいがちです。
そして、抱えた課題や悩みに囚われるあまり、経営判断が萎縮してしまいます。
判断が萎縮してしまうと、その経営者が本来持っていた強みや美質が損なわれてしまい、それが経営にとって致命傷に繋がりかねません。
それを回避するために、私に何ができるのか。
経営の基本は、ヒト(人材や組織)・モノ(商品やサービス)・カネ(お金)ですが、私は税理士なので、当然「お金」にアプローチします。
経営にとってお金が全てではありませんが、「貧すれば窮する」という言葉の逆で、お金があれば、他の悩みや問題に対峙する余裕が生まれます。
だから「お金」の問題を解消することは、経営の基本なのです。
経営における「お金」の悩み・課題については
- 現状把握
- 計画を立てる
- 収入を増やす(支出を減らす)
の3方向から同時に取り組むことで、解決が早まります。1. 〜3. それぞれについて問題解決のためのメソッドを持っていることが、私のサービスの特徴です。
アプローチ | サービスメニュー |
現状把握 | ・税務会計顧問 ・税務会計サービス(セカンドオピニオン、財務分析) ・個別コンサルティング |
計画を立てる | ・税務会計顧問 ・税務会計サービス(事業計画作成) ・逆算手帳セミナー ・逆算手帳1on1 ・個別コンサルティング |
収入を増やす | ・オンラインサロン「仕事に活かすブログ教室」 ・個別コンサルティング |
「仕事に活かすブログ教室」は、1日30分〜1時間程度しかブログに時間を費やせないという、フリーランス・経営者が対象のオンラインサロンです。
このサロンのゴールは「ブログを通じて営業力を強化する」ことなので、「収入を増やすメソッド」としてカテゴライズしています。
サロンでは、ブログ運営手法やサーチエンジン対策の基本をレクチャーしながら
「商品やサービスやセミナーを売るためなら、何十万PVは必要ないよ。毎日更新も必要ないよ。」
という、他にあまり類を見ないウェブメディアの運営手法を伝授しています。
更新しなければ…という強迫観念や、PV数を追うことに疲れてしまった経営者ブロガーの方は、ぜひ、私のサロンで、ウェブマーケティングの基礎を学んで頂ければと思います。
なぜならブログが私を救ってくれたから
税理士として、20年間やってきた実績。
商工会議所、講師満足度アンケート全国3位。わかりやすさにこだわった、教え導く力。
税理士試験の受験をしている間に培った逆算思考と、累計600名に逆算手帳の使い方を教えた経験。
そして、ブログのスキル。
私がこの中で最も自信を持っているのが、ブログのスキルです。
というのも、先に話した失敗から私を救ってくれたのが、ブログだからです。
2005年にブログを始めて良かったことは、余裕で100はあるんじゃないかと。
例えば、ブログを見て「今、求人をしていませんか?」と、私を慕って事務所に就職してくれたスタッフが現れたり、ブログを通じて執筆やセミナー講師の仕事が舞い込むようになりました。
今の仕事の約9割が、ウェブ経由の仕事です。
ブログは、私に自尊心を取り戻してくれただけでなく、経済的にも私を助ける役割を果たしてくれました。
そして私は、毎日ブログ記事を更新しているわけではありません。
そこで、私の14年のブログ経験から培ったものを体系化し、フリーランスや経営者に対し「仕事に活かすウェブメディア運営のメソッドを伝えていく」ことこそ、私の使命の1つだと感じています。
さて、いよいよ謎解きの答えです。
私はこれからも
「仕事とは自分を役立てること」を信条に、
自分が社会に対して何者になれるかを、一生かけて探し続けていきたいと考えています。
これが、私がパラレルキャリアを実践している理由です。
人間という生物学的に決して強くない生き物が、地球上で繁栄した理由の1つは、「誰かのために行動する」という社会性にあると、私は考えています。
だから、自分が社会に対して何が出来るかという「自分探し」は、人間として、生涯を終えるまで模索し続けるつもりです。
というわけで、最後に掲げているサービスメニュー以外に
「ちょっときむらさん、こんなことできないかしら?」
ということがあれば、遠慮なくリクエストしてみてください!
きむら あきらこのSNSと提供中のサービスはこちら
SNS・ブログ・メールマガジンなどの無料サービスでも、自分の持っているノウハウや情報は、出し惜しみせず伝えています。
また、手軽に学べるセミナーや動画販売も、行なっています。テーマが合えば、どうぞご活用ください。
その上で、ブログを使った収益化を急ぎたい人や、ピンポイントでアドバイスが欲しいと言う人は、是非、オンラインサロンや個別コンサルティングをご利用ください。
税理士として
ブログアドバイザーとして
逆算手帳認定講師として
あなたの「自分探し」に直接的に深く関わることができたら、こんなに嬉しいことはありません。