小さな相続専門税理士のきむら あきらこ(@k_tax)です。
新宿御苑を目の前に臨む中華料理店・古月で、絶品ランチを顧問先様からご馳走になりました。
きむら
「体に良い」を極めると「美味」に繋がるということを、
改めて教えてくれました!
リピートしたいお店が、1件増えました。
中国料理 古月 新宿の外観
前々から、新宿御苑の顧問先様にお伺いするたび、気になっていたこちらのお店。
今回、「確定申告の納めの日にランチでも」という提案をされた時に、迷わず
「あの中華料理店で!」
とリクエストしちゃいました。
▼赤い壁の感じやアプローチのインテリアが、モダンな印象。
どことなくコロニアルな雰囲気です。中国の最南部(嶺南地方)の料理を出すお店なので、そのイメージなのかもしれません。
▼お店は2階にあります。昇ると、ユーモラスなカエルの置物がお出迎え。
▼数々の自家製養生酒。この日は仕事中につき断念しましたが、次回は飲んでみたい!
中国料理 古月 新宿の内観とランチメニュー
13時頃に来店。ラッキーなことに、窓際の席に通してもらえました!
▼新宿御苑が、道を挟んですぐ向かい側。
13時を回っても客足が途切れることはなく、時にはウェイティングするほど。人気のほどが伺えます。
この日は、顧問先様のおすすめで、ランチコース(税込3,000円)をいただくことに。
コースの内容は
- ミニサラダ
- 前菜3種盛り合わせ
- 季節の養生スープ
- 手作り点心
- メインディッシュを次の3品の中から一品
お肉のお料理
四川マーラー豆腐
海鮮のお料理
- ご飯、おしんこ
- デザート
きむら
メインディッシュは、顧問先様の強い推薦で四川マーラー豆腐を選びました。
ちなみに、こちらのお店
「美味しく食べて心身ともに健やかに」
をうたっていて、お店のホームページによると
中国の伝統的な医学では、薬と食べものは同一線上にあります。体調を整えるのは何も薬だけではない、食べものにもその力は宿ります。
所謂「漢方薬」を使わなくても「食材」を選んで組み合わせることで美味だけにとどまらない、人を養う料理足り得ます。中国料理にはその知恵や経験も蓄積されているのです。
皆様に、中国料理の未知の一面を私がご案内いたします。
とのこと。
本格的な薬膳の中華を食べるのは滅多にない経験。さて、どんなお料理が出てくるのでしょうか。
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▼まずはミニサラダ。
ほんとうに「ミニ」なサラダなのですが、様々なリーフが入っていて、どれも柔らかでみずみずしい。
クルミをアクセントに使い、胡麻油のドレッシングが、野菜の生命力を感じさせる香りを一層引き立てています。
▼前菜3種盛り合わせ。美しい器に乗せられて。
古月さんは、器も全部素敵。
▼ネギ塩が乗った蒸し鶏の冷製。柔らかく、口の中でほろっとほどけます。
▼くらげの酢の物。対照的に、今度はコリコリした歯ざわりを楽しむ。
▼百合根とふきのとう 卵焼き。ほろ苦さとホクっとした甘さのハーモニー。
小さな前菜も一切手を抜かず、冷たいものは冷たく、温かいものは温かい器に盛り付けられているんです。
お店の誠実さが、伝わります。
▼季節の養生スープ。具材を左のタレにつけて食べるという、珍しいスタイル。
▼落花生、レバー、ビーツ、豚肉など具沢山。
具は、中国医学に基づき、身体に良い作用をもたらす旬の食材を取り入れるので、季節によって変わるそうです。
▼根菜の旨味が溶け出したスープは、思わず頰が緩んでしまう優しい味。
ここまで食べて気づいたのが、古月さんのお料理は「塩分」を感じさせないのです。
すべて、食材や油の香り・旨味を活かした味付け。
だからと言って味気ないわけではなく、かえって豊かさを感じさせます。
▼養生スープの骨つきの豚肉をタレにつけて。これまた箸で崩すことができるほど、柔らかく煮込まれています。
▼手作り点心。ほうれん草のシュウマイ。
もちもちの手作りの皮の中に、ほうれん草がぎゅうぎゅうに詰まっていました。あと、中に詰まっていたのは、おそらく干し豆腐の千切り。
▼そして、待ってました四川マーラー豆腐!
1人1人、アツアツの土鍋に入れられて、グツグツいっているところを提供されます。運ばれてきた瞬間、思わず歓声をあげてしまった!
このグツグツ感をおすそ分けしたく。動画もとってみました。
お味は、他の料理同様、辛いんだけど塩辛さが全くありません。
山椒のさわやかさと、豆板醤のふくよかな旨味でご飯が進みます。
あと、古月さんは「油づかい」が素晴らしい。
どの料理にも油がしっかり使われているけれど、しつこさを感じない。きっと良質で新鮮な油を使っているのだろうなと感じました。
「中華料理は、油っこいので苦手」
という方も、古月さんのお料理であれば大丈夫出です。きっと。
▼いちごの杏仁豆腐で〆。
お隣の席の方が「いちごミルクみがある」と言っていたけれど、まさに(笑)。
子どもの頃、いちごをつぶしてミルクと飲んだ、あのお味。これまた甘さ控えめで、お腹いっぱいになった後の口休めにぴったりでした。
一品一品、味覚も心も満たされるような感覚を覚える、素晴らしいコース料理。
これで税込3,000円とは。信じられない、良心的すぎるというのが、素直な感想です。
まとめ
実はこの日、前々日あたりからしんどいこと続きで心は塞ぎ込んでいました。
もちろん、顧問先様との仕事はしっかりしたけれど…。
心の端っこでは
「中華を食べる気分じゃないな。お客様に言って、昼食は辞退しようかな」
と思いながらも、いやいや、言い出しっぺなのにそういうワガママ良くないと思い、当初の予定どおり古月にお伺いしたのですが…
きむら
なぜなら、古月の料理を食べているうちに
元気になり、話が弾み、知らないうちに笑顔になっていたから。
豊かな食材を使った料理と、人との会話は、心を前向きにするんですね。
古月さんと顧問先さまには、心から感謝です。
店舗情報
参考 トップページ「中国料理 古月 新宿」関連ランキング:中華料理 | 新宿御苑前駅、新宿三丁目駅、千駄ケ谷駅
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